「いまでも天国にいちばん近い島」(森村桂)、書評
「天国に一番近い島」は、1966年に出版され、200万部を売り上げる大ベストセラーになったらしい。
どうやら映画化もされたらしいのだけれど、残念ながら僕はそのどちらも見ていない。
タイトルはとても有名で、どんな本なのかなぁと前々からずっと思っていた。
本書は、天国に一番近い島「ニューカレドニア」での筆者の体験記と、そこの写真をあわせて本にした紀行文である。
写真は本当に信じられないほどきれいで、天国にいちばん近い島という形容は、まさにぴったりな表現だ。
森村桂さんの文章は、まだ、この本でしか読んでいないけれど、行間がものすごくある繊細な文章を書かれる方であるという印象。
出来事の因果関係を追うのではなく、起こった出来事のうち、印象の残る断片を切り出すタイプの作家のように感じる。
ベースとなっている天国にいちばん近い島も近いうちに読んでみようと思う。
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いまでも天国にいちばん近い島
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出版社/著者からの内容紹介
本書は、昭和41年(1966年)に発刊され、200万部を超える大ベストセラーとなり、今なお読み継がれている不朽の名作『天国にいちばん近い島』の物語の舞台となった“ニューカレドニア”の豊かな自然と、そこに暮らす人々の姿を写真撮影し、物語と書き下ろしエッセイをからめて綴るフォト&エッセイである。
作品の内容は、著者が「ずっとずっと南の地球の先っぽに、天国にいちばん近い島がある」という父親の話を聞いて、貨物船に便乗してフランス領“ニューカレド二ア”に旅をする感動的な物語である。当時、“天国にいちばん近い”南の島の楽園を夢みて心を熱くした読者は少なくないであろう。
珊瑚礁とコバルトブルーの海に囲まれた“いまでも天国にいちばん近い島”ニューカレドニアの自然を美しい写真で綴る本書は、きっと読者の心を癒してくれるだろう。また、ニューカレドニアに行きたくなった人のために、巻末にガイドが附記されている。
内容(「MARC」データベースより)
「天国にいちばん近い島」の物語をもとに写真撮影を行い、新たに書き下ろしエッセイを加えて再編集したリニューアル版。青春時代に心を熱くしたあの大ベストセラーが輝く写真とともに甦る。
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