｢音響システムとディジタル処理｣(大賀寿郎、電子情報通信学会)、書評
ディジタル信号処理に始まり、量子化の問題やサンプリングの問題。室内の音響特性の測定方法やマイクロホンアレイなどのマイクロホンを利用した信号処理の説明など、音響システムに関する幅広い内容を網羅した音響システムに関する書籍。
いわゆる理工学書であり、一般の人が読む必要はほとんどない本であろう。
値段も理工学書ならではというか、結構高い。
が、制御系、特に音響関連の専門家であれば、読んでおいた方がよい一冊。
音響に関する様々な事項が非常に丁寧に記述されていて、音響に関する書籍としては良書であると思う。
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音響システムとディジタル処理
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内容（「MARC」データベースより）
非常に「知能の高い」ディジタルの音響システムを利用できる時代となった。が、その変貌は余りにも急速で、応用範囲も多岐に亘り更に拡大し続けている。本書はこのシステムの現状を概観し、そのディジタル技術導入の意義を明らかにした。
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