「海の底」(有川浩)、書評
図書館戦争シリーズなどで知られる有川浩の小説。
塩の街でもそうだったけれど、有川浩のひとつのパターンとして、とっぴな事件と、それと対照的な人物の精緻な描写があると思う。
たとえば、塩の街は、巨大な塩の塊のせいで、塩害とよばれる人が塩化する物語だったし、
本書は、ザリガニに似た巨大甲殻類が横須賀に上陸する物語であり、
それらの状況に人がどういう風に対応するか、という物語の基本的な構図になっている。
起きている出来事はそれぞれぜんぜん違うのだけれど、その構図は比較的よく似ている印象。
とっぴな出来事の中での人々の反応の描写がリアルで、それが前提となっている出来事の突飛さをよく補っている。
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海の底
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内容(「BOOK」データベースより)
横須賀に巨大甲殻類来襲。食われる市民を救助するため機動隊が横須賀を駆ける。孤立した潜水艦『きりしお』に逃げ込んだ少年少女の運命は!?海の底から来た『奴ら』から、横須賀を守れるか―。
内容(「MARC」データベースより)
横須賀に巨大甲殻類来襲。食われる市民を救助するため機動隊が横須賀を駆ける。孤立した潜水艦「きりしお」に逃げ込んだ少年少女の運命は?
海の底からきた「奴ら」から、横須賀を守れるか-!?
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