「バザールでござーるの小冒険」(佐藤雅彦)、書評
「バザールでござーる」は佐藤雅彦氏がNECのCM用に作ったキャラクターである。
本書は、そのキャラクターを膨らまして絵本にしたものだ。
「クリック佐藤雅彦超短編集」の書評にも書いたが、佐藤雅彦氏は、絵本とか、童話などの子供向けの作品がとても得意なクリエイターだと思う。
アフリカのザイール共和国出身のバザール・デ・ゴザールが、留学先で起こすちょっとまぬけなエピソードを暖かく描いている。
また、バザール・デ・ゴザールの家族構成なども最後に載っていて面白い。
本書のほかにバザールでござーるのバナナ裁判などの本もあるようなのでそれも読むとよいかもしれない。
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バザールでござーるの小冒険
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内容(「MARC」データベースより)
あの「バザールでござーる」がついに本になった。ザイール共和国のとある村で生まれたバザール・デ・ゴザールは厳しい留学生試験をくぐり抜けました。留学先で彼の見たものは何だったでしょう。
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