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「ブギーポップは笑わない」(上遠野浩平)、書評ブギーポップは笑わないは、上遠野浩平の小説で2007年現在、41版を数えるライトノベルの古典。 1998年の作品なので、もう10年近く前の作品になる。 学園で、異世界の者との争いが起こる。 学生の中の誰かが世界を支配できる力を持つ。 学生の中の別の誰かが、それと戦う力を持つ。 などの設定は、ライトノベルのひとつの王道である。 Wikipediaによるとこの作品は、セカイ系の確立に貢献することになった話だそうな。 セカイ系ってのの、定義はWikipediaによると以下のようになる。 『主人公(ぼく)とヒロイン(きみ)を中心とした小さな関係性(「きみとぼく」)の問題が、具体的な中間項を挟むことなく、「世界の危機」「この世の終わり」などといった抽象的な大問題に直結する作品群のこと』 まぁ、確かにその萌芽は見られる印象。
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