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「バフェットの大不況を乗り越える知恵」(メアリー・バフェット、デビッド・クラーク)、書評バフェットの大不況を乗り越える知恵は、これまでのバフェットの株式投資にあたった心構えについてまとめた書籍。 バフェットの教訓と同じシリーズであろうか。 優良なビジネスは、1株当たり利益が10年のスパンで一貫性と上昇トレンドを示しているような企業である。 そのようなビジネスは、 ほかにはないユニークな商品を売る企業 ほかにはないユニークなサービスを売る企業 一般大衆からの安定した需要がある製品もしくはサービスを低コストで仕入れて低コストで売る企業 のどれかになる。 製造業のように日々開発が必要なものではなく、コカコーラのように一貫して同じものを売り続ければいいものが好ましいということ。 同じものを売り続ければいい会社としては、 コカコーラ、ペプシコ、チューインガムのリグリー、チョコレートのハーシーズ、ビールのクアーズ、ギネス、食品と飲料のクラフトフーズ、医療品のメルク、ジョンソンアンドジョンソン、一般消費財のプロクターアンドギャンブルズ、たばこのフィリップモリス。 などがあげられる。 また、ほかにはないユニークなサービスを提供している会社としては、 格付け会社のムーディーズ、税務申告代行サービスのH&Rブロック、カード会社のアメリカンエクスプレス、ハウスクリーニングのサービスマスター、金融業のウェルズファーゴなどがある。
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