ペルシャの幻術師 司馬遼太郎
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「ペルシャの幻術師」(司馬遼太郎)

 司馬遼太郎といえば、いわずと知れた日本を代表する歴史作家である。

 司馬遼太郎の作品には、竜馬がゆく、燃えよ剣。国盗り物語、翔ぶが如く。等、多数あるが、イメージとしては日本の歴史について、多く書いているというイメージがあった。(「項羽と劉邦」とかは知っていたけれど・・・。)

 が、実は、司馬遼太郎さんのデビュー作は本書のタイトルにもなっているペルシャの幻術師だったらしい。

 タイトルとなっているペルシャの幻術師は、その題名が表すとおり、ペルシャの物語。

 日本の歴史に詳しい作家という僕自身のイメージと違っていて、ちょっと意外だった一冊である。

 デビュー作ということもあって、ちょっと、読みにくいかもしれない。

 カタカナの名前を覚えられない。という私自身の問題もあるのだけれど・・・。

  

ペルシャの幻術師

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出版社/著者からの内容紹介
十三世紀、東南アジアを席捲する蒙古の若き将軍の命を狙うペルシャの幻術師の戦いの行方は……直木賞受賞前後の異色の初期短篇集

内容(「BOOK」データベースより)
十三世紀、ユーラシア大陸を席捲したモンゴル軍が占領したペルシャ高原のとある街。モンゴルの将軍とその命を狙うペルシャ人との暗闘を描いた「ペルシャの幻術師」(昭和三十一年、第八回講談倶楽部賞受賞)は司馬氏の幻のデビュー作で、文庫初登場である。同じく文庫初収録の「兜率天の巡礼」等、全八篇の短篇集。

  
 
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