「ポアンカレ予想―世紀の謎を掛けた数学者、解き明かした数学者」(ジョージ G.スピーロ (著), 志摩 亜希子 (監修), 永瀬 輝男 (監修), 坂井 星之 (翻訳), 塩原 通緒 (翻訳), 鍛原 多惠子 (翻訳), 松井 信彦 (翻訳))、書評
ポアンカレ予想は、フランスの数学者であるアンリ・ポアンカレによって提起された数学の問題。
ロシアの数学者グリゴリー・ペレルマンによって証明されたといわれており、それにともなってその歴史的な経緯を解説した一冊。
序盤戦はなんとなく理解できるものの後半はロジカルな部分は厳密にはついていけなくなる。
が、それはそれとして、その定理をめぐる人間模様や情熱は興味深く書かれていて、その辺の雰囲気を感じるだけでも面白い。
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ポアンカレ予想
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内容紹介
巨大なボールの表面を這いまわるだけのアリにはわからず、飛べるハエにわかることとは何か? それは、自分の足もとにあるのが、穴の開いたドーナツではなくボールである、ということだ。私たちの住む3次元空間は、じつは4次元物体の表面である。ならばこの曲面のかたちは球面なのか、あるいはドーナツの表面みたいなものか、4次元に出ていけない私たちには絶対にわからないだろうか? いや大丈夫。宇宙にひとつながりのロープで大きく輪を描いてから、その両端を持って、手繰り寄せてみよう。ロープが全部手元に手繰り寄せられ、輪が1点に縮まったら、私たちの足もとにあるのは球面だが、どこかでひっかかって手繰り寄せられないなら、ドーナツ面に違いない……20世紀初頭から100年、謎のロシア人数学者ペレルマンが現れるまで誰ひとり解けなかった数学史上の超難問、ポアンカレ予想とは、煎じて言えばこういうことらしい。こうしてもののかたちが「わかる」ことを、数学者たちはどう証明しようとしたのか。飽くことなく難問に挑みつづけた数学者たちのエピソードを追ううちに現代数学の発展が垣間見れてしまう、数学ノンフィクション。
内容(「BOOK」データベースより)
20世紀初頭にポアンカレというフランスの万能数学者によって唱えられ、爾来100年、謎のロシア人数学者ペレルマンが現れるまで誰ひとり解けなかった数学史上の超難問とは。飽くことなく難問に挑みつづけた数学者たちのエピソードを追ううちに現代数学の発展が垣間見れてしまう、数学ノンフィクション。
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