「はじめの一歩を踏み出そう」(マイケルガーバー)
本書は、世界20カ国語で翻訳され100万部以上の売上実績を持つ「E-Myth
Revisted」の翻訳である。
本書を書いたマイケルガーバー氏は、スモールビジネスのコンサルティングを専門とされているそうだ。
本書は、独立した後、いわゆる自営業者になった人でシステムに巻き込まれてしまった人のための本であり、現在の状況を打開し、事業者として燃え尽きる前に、再度、システムを立て直すにはどうすればよいのかを語っている。
起業家が、得てして陥りやすい職人としての人格から抜け出すことの重要性。
毎回お客様にサービスを一貫したものにすること。
会社が小さいうちから、きちんとした組織の体系を作っておくこと。
など「金持ち父さん
のキャッシュフロー・クワドラント」でいうSからBになるための具体的な手法を述べた本と考えると良いであろう。
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はじめの一歩を踏み出そう―成功する人たちの起業術
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著者は20年間にわたって、スモールビジネスを対象にした経営コンサルティング活動を行ってきた。アドバイスしてきた企業は25000社にも及ぶ。本書はその経験を生かし、職人の視点からスモールビジネスが失敗しがちな原因を分析。そのうえで、成功するためのノウハウを明かした本で、それが全米でもベストセラーになった大きな要因だろう。
本書によると、米国では毎年百万人以上の人たちが会社を立ち上げる一方、1年目に40%、5年目で80%以上が姿を消しているという。その多くは「事業の中心となる専門的な能力があれば、事業を経営する能力は十分に備わっている」という誤った仮定で事業を始めるからだ。実際には専門的な仕事をこなすことと、事業を経営することは全く別の問題だと述べる。帳簿をつけたり、人を雇ったりと、これまでに経験がないような仕事がわき出してきて、本業に手が回らなくなる。そうならないためには、収益を生み出す事業を定型化して、パッケージにしてしまうことが大事だ。つまり、自分がいなくても、ほかの人が同じように事業を回せる仕組みをつくることだという。そして、「どうすれば、ほかの人に任せても、事業は成長するだろうか?」などの質問を投げかけ、目標設定や組織戦略、人材戦略など、具体的なノウハウを解説していく。
職人タイプの経営者が本物の経営者になるために参考とするには最善の書であり、スモールビジネスに関心のある人にもおすすめしたい。(田中武)
内容(「MARC」データベースより)
25,000社以上のコンサルティング経験に基づく長年のノウハウを初公開。アメリカの起業家たちに最も影響を与え続けているバイブル的な一冊。今まで日本にはなかった、スモールビジネス版「金のなる木」のつくり方。
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