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「ハードウェアの匠」(橋本周司)ハードウェアの匠は、各分野での第一人者が、これからの自分の分野への展望を語る記事を一冊の本にまとめたもの。 「日経バイト」に連載されたものをまとめたものらしい。 僕が、この本を読もうと思ったのは、単純に著者の中に指導教授の名前が入っていたからで、そのため、指導教授の書いた部分しか読んでいない。 指導教官も、研究者として研究室を抜けていった人たちも、みんな研究に対して何かしらの哲学を持っていた。 本書の中でも、指導教官は、研究そのものより、その先に見ているものを語っている。 哲学を見つけること。は多分、研究をする上ですごく重要で、それはその人の生き方そのものを規定する。 それは、今後数年の、或いは一生をかけた僕の研究生活のテーマになるだろう。 ”今の結果”としての研究だけを見据えるのではなく、”その先の結果”としての最終的なゴールを見据えること。 その哲学を僕は、これから先、見つけることができるだろうか。
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