「ひさしぶりにさようなら」(大道珠貴)
作者である大道珠貴(だいどうたまき)さんは、「しょっぱいドライブ」で第128回芥川賞を受賞された。
しょっぱいドライブの時もそうだったけれど、大道珠貴さんはなんだか、けだるく、世間的にいえば、問題を持った家族をよく描く。
本書もそうで、例えば、タイトルにもなっている、ひさしぶりにさようなら、では家族の父親はいわゆる頼りない父親で、家にはたまにしか帰らず、ぶらぶらしていて、それに特に不満もなく満足している妻を主人公にしている。
また、収録されているもうひとつの作品「いも・たこ・なんきん」では、父親の持つアパートで暮らしながら、そのアパートに住む、母親くらいの年齢の女と不倫しつつ、別のマンションに女を囲いながら、しかし、けだるく生きる若い男が主人公だ。
文章自体は難しい言葉を使っているわけでもなく、とくに問題なくすらすらと読める作家であるが、扱っているテーマはけだるい。ので、好き嫌いが分かれるかもしれない。
僕は、まぁまぁ、かな。と思った。
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ひさしぶりにさようなら
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レビュー
出版社/著者からの内容紹介
いちど入ったら抜けられない、こわくてたのしい家族の生活。
新・芥川賞作家が贈る[無敵の家族小説]!
ずっと怠惰に生きてきたら、怠惰同士がめぐり合い、結婚し、その後も怠惰なのだが、どこかでちゃんとまわりから、認められ、夫婦らしくなってきたのだった。そうして、ときが経つにつれ、赤ん坊もこうしてちゃんと成長した。まわりが言うほど、しっかりしていないわけでも、危なっかしいわけでもない。――(本文より)
内容(「MARC」データベースより)
無軌道な大家族で育った怠惰な女が結婚・出産。夫は家に寄りつかず、子供は放任。それでも幸せわが家は安泰-。無敵の家族小説。『群像』掲載の表題作のほか、「いも・たこ・なんきん」を収録。
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