「ほどよく長生き死ぬまで元気遺産そこそこ遺書はしっかり」(鈴木輝一郎)
家族、親族に起こる病気、怪我など様々なトラブルに対応する生活を描くどたばた小説。
主人公は作者である鈴木輝一郎氏と極めてよく似た環境にあり、作家をしていて、妻と子どもがあり、日々コテ屋の営業に回っている。
最初にフィクションだということを強調しているが、実際のところ、かなり、体験が含まれているような気がする。
途中から小説と言うよりも作者本人の日記のようになっていて、小説家鈴木輝一郎は締切厳守という筆者のホームページと通じるものがある。
ところで、本作の作者である鈴木輝一郎氏は、多作な作家であり、
お見合い小説「ご立派すぎて」
倒叙ミステリ「罪と罠へのアドレス」
作家入門書「何がなんでも作家になりたい」
など多彩なジャンルの作品を書いておられる。僕の中で、いわゆる文章の職人だなぁ。という印象が強い作家である。
既に本サイト内で僕は何度も書いているけれど、少なくとも数をこなせる人を僕は心から尊敬する。
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ほどよく長生き死ぬまで元気遺産そこそこ遺書はしっかり
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内容(「BOOK」データベースより)
口を開けば「親たるものの極意はだなあ"ほどよく長生き死ぬまで元気だ"」とうそぶいていた父親が遺書遺産も心もとなく要介護状態に。時をいつにして叔父の通夜、葬儀…これでもかとばかりに押し寄せる不測の事態。その度に鳴る携帯電話。「こうなればとことんつきあおうじゃないか」自らの体験をもとに書き上げた共感小説。
内容(「MARC」データベースより)
高齢化時代の現代、必読の「泣き笑い介護お悔やみ小説」の決定版。著者の身のまわりに頻発する介護、お悔やみの現実は他人事ではない。おしよせる不測の事態を嘆いてもダメ。「とことんつきあう」生き様を描く共感小説!
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