｢星の玉子さま STAR EGG｣(森博嗣)、書評
「すべてがFになる」、「四季シリーズ」などで知られるミステリィ作家森博嗣氏の絵本。
”星”というのは、とてつもなく大きな球で、その上で生活する僕らはその星を平面と感じて生活している。
けれど、もし、星がとてもとても小さいものだったら、僕たちはどういう感覚を抱くのだろう。
そういう疑問を絵本の形で表現した絵本。
ものすごく、理系っぽい絵本である。
本書は、「少しでも沢山の人に読んでもらいたい」と森博嗣氏が初めて考えた作品であり、その証として印税０で出版している作品。
そのおかげで、値段も１０００円であり、絵本としてはかなり安い部類に入る本であるといえるだろう。
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星の玉子さま
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著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
森 博嗣
1957年生まれ。工学博士。某国立大学工学部建築学科助教授の傍ら、1996年に『すべてがFになる』で第1回メフィスト賞を受賞し小説家としてデビュー。小説の他にも、エッセイや趣味の本、絵本など多方面で活躍中
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