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「封神演義」(藤崎竜)封神演義は、明代末期に作られた、殷、周との戦いを描いた古代物語を漫画化したもの。 殷、周の戦いといいながら、人間の戦いというよりは、むしろ仙人や妖怪が主人公であり、ファンタジーといった方がよいだろう。 これまた、不勉強で恐縮なのだが、僕自身はジャンプの漫画の方しか読んだことがなく、僕の中での封神演義は完全に漫画の方で固まってしまっている。 うわさによると、小説のイメージと実際のイメージはだいぶ違うらしい。 それはともかく、漫画「封神演義」は、ものすごく面白い。 物語が元にあるからなのか、中だるみをすることもなく、伏線もしっかりしており、お笑い路線とまじめな路線とが、ほどよくブレンドされている。 ぜひ読んでほしい、お勧めの漫画である。 最近、封神演義完全版が出たらしい。
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