「プチ哲学」(佐藤雅彦)
佐藤雅彦氏は現在、慶應義塾大学の教授であり、だんご三兄弟やゲームソフトの「I.Q
インテリジェントキューブ」などで知られるクリエイターである。
もともと、ポリンキーやバザールでござーる。などのCMプランナーとして電通クリエイティブ局で働いていらっしゃったが、94年に独立して現在、TOPIC代表でもある。
氏の活動は、本から映画、ゲームまでジャンルが非常に幅広い。しかし、「毎月新聞」にも書かれているが、氏の作品には「小さな作品」が多い。
CMプランナーとして働いていらっしゃったからなのか、氏は短編の名手だと思うのだ。
それは、氏が文章や絵のうまさで見せる人ではなく、「視点」の面白さによって見せる人だからなのだろう。
本書も100ページに満たない本の中に、ちょっとした視点の違いや氏の考え方などがちりばめられている。
ちょっと深く考えること、視点を変えて物事を見ることの面白さ、そんなテーマが本書の題名である「プチ哲学」という言葉に表れている気がする。
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プチ哲学
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内容(「BOOK」データベースより)
「かわいいものをやりたい気持ち」と「かわいいものだけに終わりたくない気持ち」―。それが二年前、当時の編集長である岡戸絹枝さんから、オリーブで連載をという話があった直後に、どうしようかとあれこれ考えているときの、僕の正直な気持ちでした。そんな相反するようなことが果たしてひとつの表現になるだろうか。それから自分の中でいろんな試行錯誤をくりかえし、僕は「かわいらしさだけに終わっていないかわいらしさ」を持ったあるひとつの表現に辿りつきました。それが、この「解説つきの漫画」という少しだけ変わった形の"プチ哲学"だったのでした。名前に哲学とは付いていますが、むずかしく考えず気軽に楽しく読んでもらえたらと思います。そして気に入ったテーマがあれば、ちょっとだけ深く考えてみてください。
内容(「MARC」データベースより)
ちょっとだけ深く考えてみる、それがプチ哲学。「不変」「想像力」「価値のはかり方」「無垢」などのテーマをかわいいイラストで解説。『オリーブ』に連載されたものをまとめ、中川いさみとのプチ対談を巻末に収録する。
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