「ご立派すぎて」(鈴木輝一郎)、書評
本書は、いわゆるお見合いをテーマにした娯楽小説である。
あとがきにも書いてあるが、小説の設定は著者である鈴木輝一郎氏自身とその近辺の設定にかなり似ている。
主人公は小説家志望の自営業者で、お見合いを断られ続けて三十数回。180センチの身長に90kg超の巨漢。
「なにがなんでも作家になりたい」に載っているサイクリック投稿法。
独学での執筆の勉強から、専門学校で執筆について習い始めるくだり。
など氏自身が明らかに体験していると思われる記述が目白押しである。
とにかく、単純に娯楽小説として十分に面白い。私小説であったとしても重くならず、それを面白おかしく自虐的に書いていて好感が持てる。
ちなみに、あとがきにある、「本書は事実ではないが真実の見合いの物語である。」という言いまわしは、遠藤周作氏がよく使っていた言い回しであった気がする。この言い回しは多分、いろんな応用ができるので、ことあるごとに使ってみるとよいかもしれない。
|
ご立派すぎて
↑ご購入は、こちらからどうぞ。
内容(「BOOK」データベースより)
見合い歴30回以上の著者が語る「結婚への遠い路」。本格お見合い小説。
内容(「MARC」データベースより)
小説家志望の丹波十四郎、満29歳。美人でやさしくて働きものでかわいらしくて賢くて謙虚で健康な人と結婚したい…。見合い歴30回以上の著者による、本格お見合い小説。見合いの度に成長する男の話。
出版社/著者からの内容紹介
大爆笑傑作長編恐るべし!!お見合い
丹波十四朗、29歳、ゴリラ似。ヨメを探して、お見合い一直線!!
結婚する気になった男、丹波十四朗、29歳。世話焼きの伯母が次から次へとお見合い話を持ってくるが、悪戦苦闘、連戦連敗の地獄に迷いこむ。厳しい“お見合い戦線”で勝ち抜く秘訣は何か。お見合い歴30回以上の著者だからこそ書ける本格お見合い小説。お見合いの実態を暴いて大爆笑まちがいなしの傑作長編!
内容(「BOOK」データベースより)
結婚する気になった男、丹波十四朗、29歳。世話焼きの伯母が次から次へとお見合い話を持ってくるが、悪戦苦闘、連戦連敗の地獄に迷いこむ。厳しい"お見合い戦線"で勝ち抜く秘訣は何か。お見合い歴30回以上の著者だからこそ書ける本格お見合い小説。お見合いの実態を暴いて大爆笑まちがいなしの傑作長編。
|
|
Amazonは本のオンライン販売で世界的に有名なオンラインショップです。
現在では、書籍だけでなく、CD、DVD、ビデオ、ソフトウェア、TVゲームなども販売しています。
|
|
Boopleは、日販IPSが運営する本のオンラインショップです。
豊富な在庫量を売りにしており、書籍在庫45万点を誇っています。Boople = Book
+ Peopleという名前の通り、書籍に特化して販売を行なっているようです。
|
|
e-BookOffは、古本販売で有名なBookOffのオンラインショップです。
古本屋ですが新書も多く取り扱っており、Amazonで在庫のないものでも扱っていることがあります。より安く書籍を購入なさりたい方には、お役に立つかもしれません。
|