「Gosick ゴシック6」(桜庭一樹)、書評
Gosickは桜庭一樹のGosickシリーズの第六弾。
本作はゴシック5の続き物で、ヴィクトリカを取り戻した後の電車の中での事件についてのお話。
これまでに対立関係が明らかになっているオカルト省と科学アカデミーからのスパイを巻き込んだ殺人事件。
本作品はフィクションであるけれど、政治的な枠組みの中に、子供が巻き込まれる今回のような構図は実際にもあったのかもしれない。
どうもヴィクトリカの父親のブロワ公爵というのが、かなり悪者っぽい。
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Gosick6
ゴシック
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出版社/著者からの内容紹介
一弥とヴィクトリカは無事学園へと帰ることができるのか? 長編第六弾!
ベルゼブブの頭蓋から脱出した一弥とヴィクトリカは、豪華列車・オールド・マスカレード号にてソヴュールへと帰路につく。しかし、その列車内で殺人事件が起こる。それは、謎の形見箱をめぐってのものだった。
内容(「BOOK」データベースより)
「帰りたい」と少年は強く願った。「一緒に」と少女は強く思った。今、二人にとって、故郷と呼べるところは、二人が出会ったあの学園―聖マルグリット学園でしかなかったから。そう、無事にあそこまで戻ろうと、ヴィクトリカも一弥も手に手を取り合う。“ベルゼブブの頭蓋”と呼ばれる修道院から辛くも脱出した二人は、豪華列車“オールド・マスカレード号”に乗り込む。しかし、そこには自らを“死者”“木こり”“孤児”“公妃”と仮の姿で名乗る奇妙な乗客たちが。そして、列車内で起こる殺人事件。列車は、弾丸のように闇を貫き走り続ける。まるで、地獄の先へと向かうように―。一弥はヴィクトリカは、無事学園までたどり着けるのか?ゴシック・ミステリー第六弾。
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