「神と私」(遠藤周作)、書評
本書は、沈黙やイエスの生涯などで知られる遠藤周作氏の死後、氏の発表してきた著書の中から、氏のキリスト教観のよく現れている文章を引用した引用集である。
例えば、沈黙やイエスの生涯、深い河など遠藤周作氏の代表作から数多く引用されている。
遠藤周作氏の人生の主題であり、氏がその生涯を通して築きあげてきたキリスト教観がダイジェストで俯瞰できる。意味のある本だと思う。
とはいえ、それらの本を前提として読んでいることが望ましい本であることは間違いないだろう。
或いは、本書を読んでいて心を動かされた言葉が書いてある本を探すときなどに使える本かも知れない。
特に、イエスの生涯は、私自身非常に感銘を受けた本なので、ダイジェストではなく、ぜひ原著に当たることをお勧めする。
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神と私―人生の真実を求めて
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内容(「BOOK」データベースより)
遠藤周作はついに神と出会った。彼の一生とその作品が神の存在を証明した。
内容(「MARC」データベースより)
「母親がくれたキリスト教という洋服。これが日本人の肉体に合わない洋服ならば、自分のあとの半生で自分の体に合う和服に仕立て直してみよう」
その生涯と作品によって、このテーマを追究し続けた作家のキリスト教観を集成。
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