下流社会 新たな階層集団の出現
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「下流社会 新たな階層集団の出現」(三浦展)、書評

 下流社会は2005年に出版された書籍で、当時だいぶ売れた本。

 日本人全員が中流だった時代は去り、ごく一部の上流の人と、多数の下流に分かれるとの趣旨。

 そして、そのアイディアがすべてである。

 発想自体は面白くなりそうなのだけれど、表を出してデータを羅列していくだけの書き方はいただけない。

 だいぶ斜め読みしてしまった一冊。

  

下流社会 新たな階層集団の出現

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メディア掲載レビューほか 下流社会 新たな階層集団の出現 消え行く中流幻想 日本社会に地殻変動が起きている。安定就職を前提とした中流階層モデルの崩壊は、目に見える仕組みやルールだけでなく、国民の価値観や生きる意欲に大きな影響を及ぼしている。 国民の消費動向分析と意識調査を基に、中流層崩壊の先には衝撃的な未来が待ち受けていると予測する書が『下流社会』(アマゾンジャパン1位)だ。所得が低いだけではなく、生活能力や働く意欲、学ぶ意欲に欠け、「だらだら歩き、だらだら生きている」ような階層集団が「下流社会」を形成しつつあると論じる。彼らの特徴として、団塊ジュニア男性なら「自民党、フジテレビ、スポーツ観戦が好き」、女性なら「自分らしさを口にしたがる傾向」などを挙げる。消費財を売る企業には、下流層とその対極にある富裕層の2つの市場を見据えた商品開発力が求められていると呼びかける。

(日経ビジネス 2006/02/06 Copyrightc2001 日経BP企画..All rights reserved.) -- 日経BP企画 内容紹介 「いつかはクラウン」から「毎日100円ショップ」の時代へ  もはや「中流」ではない。「下流」なのだ 「下流」とは、単に所得が低いということではない。コミュニケーション能力、生活能力、働く意欲、学ぶ意欲、消費意欲、つまり総じて人生への意欲が低いのである。その結果として所得が上がらず、未婚のままである確率も高い。そして彼らの中には、だらだら歩き、だらだら生きている者も少なくない。その方が楽だからだ。(「はじめに」より) 「下流社会」とは具体的にどんな社会で、若い世代の価値観、生活、消費は今どう変わりつつあるのか。マーケティング・アナリストである著者が豊富なデータを元に書き上げた、階層問題における初の消費社会論。

  

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