「吉祥寺の朝比奈くん」(中田永一)、書評
吉祥寺の朝比奈君は、中田永一という筆名で乙一さんが書いた小説。
乙一さんの書く小説は、殺人やら悪意、残酷さやらのうごめく物語と、切なさやら繊細さやらをメインにした小説の2系統があるけれど、本書はそのうち、切なさやら繊細さの方がメインな小説。
中田永一という筆名で乙一さんが書いた小説は、現時点で本書と百瀬、こっちを向いて。しか読んでいないのだけれど、基本的に白乙一な印象である。
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吉祥寺の朝比奈くん
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内容紹介 収録作品 交換日記始めました! 恋人同士の圭太と遥が内緒で交わしていた交換日記。二人だけの秘密だったはずが…。 ラクガキをめぐる冒険 高校二年のときにクラスメイトだった遠山真之介。五年後の今、不思議なことに同級生の誰も彼のことを憶えていないのだ。 三角形はこわさないでおく ツトムと小山内さんと、俺。ツトムは小山内さんが気になり、小山内さんは…? 微妙なバランスの三角関係の物語。 うるさいおなか 私のおなかは、とてもひんぱんに、鳴る。そのせいでどうしても積極的になれなかった私の前に、春日井君があらわれて…。 吉祥寺の朝日奈くん 山田真野。上から読んでも下から読んでも、ヤマダマヤ。吉祥寺に住んでいる僕と、山田さんの、永遠の愛を巡る物語。
著者について 2005年、恋愛小説アンソロジー『I LOVE YOU』(小社刊)に参加、『百瀬、こっちを向いて。』が読書界で話題を呼ぶ。2008年、同タイトルで単行本デビューを果たすや、「ダ・ヴィンチ」「本の雑誌」などの各紙誌で年間ベストテン・ランキング入りを果たす。その後も精力的に、主に恋愛小説誌『FeelLove』にて作品を発表。ユーモアと叙情性を兼ね備えた独特なラブコメ・タッチの作風で、今後ますますの活躍が期待される。
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