「コツコツ働いても年収300万、好きな事だけして年収1000万」(キャメルヤマモト)、書評
ベストセラーである「稼ぐ人、安い人、余る人」の著者であるキャメルヤマモト氏が書いた本である。
最近300万、1000万というのが一つのキーワードになっていて、本書もそのキーワードがそのままタイトルに現れている。
氏はアメリカ、特にシリコンバレーで成功した人らしく、かなりアメリカよりのコメントが多い。
あとがきでは、中近東のしたたかさを「陰のしたたかさ」と呼び、シリコンバレーのしたたかさを「陽のしたたかさ」と呼んでいる。
なので、そのあたりの嗜好が偏っていることを考慮に入れる必要があるだろう。
基本的にサラリーマンの人はこう考えるけど、シリコンバレーのエリートはこう考えるという形で、いくつかの小テーマを、2ページ〜4ページごとにまとめている。
本書で取り上げられている小テーマには次のようなものがある。
あきらめたとき、成功の最も近くにいる
失敗を踏み台に、自分の限界を知る
自分の地位を演出する方法
上記のように内容自体は、ポジティブな内容なので参考になるものも多いであろう。
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コツコツ働いても年収300万、好きな事だけして年収1000万
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企業の経営課題に関するコンサルティング会社に勤務する著者が、生き残るビジネスパーソンになるために、シリコンバレーで学んだ「新しいものをつくり出すしたたかさ」を磨く62の方法を解説した書である。
著者によると、グローバルな人材競争の到来や情報革命、成果主義の採用により、人材競争は激化し、いわゆる「稼ぐ人」「安い人」「余る人」のいずれかになるという。このような危機の対応策として、勉強することが挙げられるが、競争で生き残るためには「まじめに勉強する」ことよりも「新しいものをつくり出すしたたかさの勉強」が重要であるという。
本書では「したたかさ」を身につけるために、「状況についての見方を変える」方法と「自分についての見方を変える」方法を62の項目にわたって示している。各項目は2から4ページにまとめられ、平易に解説されている。逆境をチャンスに変える、人の気持ちを動かす、現実を直視する、創造するための場をつくる、学習に自己投資する、変化して成功し続けるといった大枠の中で具体的な方法が書かれている。
解説はわかりやすく、簡単に短時間で読めるように工夫されているうえ、シリコンバレーで見聞した方法が随所に散りばめられていて非常に有用である。ただし、本書のタイトルと内容には、多少のギャップが感じられる。(木村昭二)
内容(「MARC」データベースより)
稼ぐ人・安い人・余る人…日米「生き残るビジネスマン」の共通点とは? 大切な商談はエレベーターの中でする、アイデアは絵に描いて考える、レシピより先に試作品をつくるなど、努力が報われない人への62のヒント。
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