「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」(藤崎淳一)、書評
見るといい。いやむしろ、ぜひ見るべきだ。と昔から言われている映画がある。
それが本書のタイトルになっている「攻殻機動隊」である。
いまだに映像の方を見ていないので、いずれ必ず見たいと思っている。
本書は、どうやら、その映像を踏まえたものらしい。
舞台は2030年。
人々の電脳化が進む中で活発になった電脳犯罪をテーマにした小説。
脳の中にコンピュータが入り込んで、脳からネットワークに直接アクセスする社会。
他人の個人情報のみならず、個人の記憶にまでアクセスできる社会。
高度にコンピュータ化された中で想像される未来は、非常に無機質でありながら、しかし、なぜか妙に人間臭い。
結局、技術そのものは発展しても、それを利用する人間の考え方自体は変わらないからなのだろう。
小説を支える世界観がすごいと思う。
やはり、映像を見たいと思ったこと。そして、攻殻機動隊という作品の内容の一端にでも触れられた。という意味でよかったと思う。
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攻殻機動隊
STAND ALONE COMPLEX 虚夢回路 (文庫)
攻殻機動隊
(絵コンテ)
攻殻機動隊
STAND ALONE COMPLEX (ゲーム)
GHOST
IN THE SHELL〜攻殻機動隊〜 (映画)
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出版社/著者からの内容紹介
もうひとつの「攻殻S.A.C.」登場
西暦2030年。極度に人々の電脳化が進む中、電脳犯罪を未然に防ぐために設立された攻性の組織。それが「攻殻機動隊」こと公安9課だ。今、9課が相手にしているのは少年たちだった。ある日突然、世界への憎しみに駆られ、凶行に走る通称《目覚ましテロリスト》たち。だが彼らは、なぜ自分がテロを行ったのか、事件後には覚えていない。捜査のために、ひとりの少年の電脳に侵入した草薙素子が体感する謎の記憶。少年たちをテロに導いた者の狙いとは……? 大人気TVアニメシリーズを、本編スタッフがオリジナル小説化。「キル・ビル」の中澤一登による草薙素子スペシャルピンナップつき!
内容(「BOOK」データベースより)
西暦2030年。極度に人々の電脳化が進む中、電脳犯罪を未然に防ぐために設立された攻性の組織。それが「攻殻機動隊」こと公安9課だ。今、9課が相手にしているのは少年たちだった。ある日突然、世界への憎しみに駆られ、凶行に走る通称《目覚しテロリスト》たち。だが彼らは、なぜ自分がデロを行ったのか、事件後には覚えていない。捜査のため、一人の少年の電脳に侵入した草薙素子が体感する謎の記憶。少年たちをテロに導いた者の狙いとは…?大人気TVアニメの本編スタッフがオリジナル・ストーリーで贈るもうひとつの「攻殻S.A.C.」、登場。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
藤咲 淳一
1967年8月6日生。プロダクションI.Gの押井塾に在籍し、ゲーム制作を中心に、脚本・小説の執筆を行う。アニメ「攻殻機動隊STAND
ALONE COMPLEX」には、脚本テームのひとりとしてレギュラー参加
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