｢毎日は笑わない工学博士たち｣(森博嗣)、書評
ミステリィ作家であり、名古屋大学助教授の森博嗣氏。
氏は、1996年から、森博嗣の浮遊工作室。という研究者としてのホームページに対する裏面のホームページを作成なさっている。
本作は、その森博嗣の浮遊工作室内で公開されていた氏の日記を一冊の本にまとめたもの。
本ホームページの中にも何度か書いているが、氏は非常に仕事が速い人として知られている。
すべてがFになる。を上梓されて以来、出版した本は既におよそ100冊を数え、今は、一年間に25冊くらい本を出しているようだ。
一年間に25冊ということは、つまり、2週間にいっぺん本が出ていることになるわけで、はっきり言ってむちゃくちゃなペースである。
基本的に、このエッセイシリーズは日記であるので、森博嗣氏がどんなことをしていたのか、が分かる。
そして、その信じられない仕事量を見ると自分も仕事をしなければと思うのだ。
つまり、このエッセイシリーズは、僕にとってやる気を出すための起爆剤の一種なのだと思う。
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