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「面接の達人 バイブル編」(中谷彰宏)、書評面接の達人。通称メンタツ(MENTATSU)。 面接関連書籍として最も有名な就職面接のバイブルであり、中谷彰宏氏の出世作でもある。 通常は、面接される者として面接を受けるときに読むであろう本書を、ここではビジネス的見地から見た別の視点から捕らえてみたい。 優れた商品というものには、いくつかの特性がある。 その商品に対するニーズが大きいこと。 そのニーズがなくならないこと。 過去の資源を繰り返し利用できること。 面接の達人は、そんな条件をうまくクリアしたビジネス的に見て、非常に優れた商品の一つである。 面接の達人が面接という、常にニーズが存在する場所への商品であること。 面接の達人を必要とする顧客が一年ごとに変わっていくこと。 面接の達人がそれまでに蓄積してきた資産を次の年にも再利用できること。 例えば、野口悠紀雄氏の超整理手帳や山下達郎氏のクリスマスイブなどもそうだが、時期ものは商品としてのニーズが常にある。 時期ものは僕も作ってみたいと思っている商品カテゴリの一つである。
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