「「みんなの意見」は案外正しい」(ジェームズ・スロウィッキー
(著), 小高 尚子(翻訳))、書評
この本の基本的な趣旨は、
意見をまとめるとき、数少ないエリートを集めるのではなく、多くの人を集めたほうがいいよ。
ということ。
で、それをするには、集団の意見がばらばらでないとだめだよ。
ということ。になるだろうか。
ばらばらな意見をとって平均を取るだけで正解値に驚くほど近づく。
ということの事例をいろいろ示し、そのすごさをアピール。
要するに正解値に対して、きれいにばらければ、平均を取ればそれが正解値になる。
というのが、直感的な理解なのだけれど、それは、ある場合だけなのではなかろうか。
文章のうまさ。のためにさらっと読めてしまう&うまくごまかされてしまうのだけど、論理の飛躍がある部分がかなりある気がする。
(が、どこがどうといわれると指摘できず・・・。例えば、こうすればうまくいく。というのが一貫していないのが怪しそうな感じ。)
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「みんなの意見」は案外正しい
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出版社/著者からの内容紹介
人間は集団になると烏合の衆と化し、愚かな行動に走ると言われてきたが、それは違う。一握りの天才や、専門家たちが下す判断よりも、普通の人の普通の集団の判断の方が実は賢いのだ。多様な人間が、独立して判断を下す重要性を説き、インターネット世界を中心に広まる「たった一人のユーザーの判断の積み重ねが価値を生む」という新しいコミュニケーションのあり方を提言する。来るべき未来社会のスタンダードを示す必読書。
内容(「BOOK」データベースより)
インターネット検索エンジンのグーグルが、何十億というウェブページから、探しているページをピンポイントで発見できるのも、精密な選挙結果の予測ができるのも、株式市場が機能するのも、はたまた午前二時に思い立ってコンビニで新鮮な牛乳が買えるのも、それはすべて「みんなの意見」、つまり「集団の知恵」のたまものである。一握りの権力者たちが牛耳るシステムの終焉を高らかに謳い、きたるべき社会を動かす多様性の底力を鮮やかに描き出す、全米ベストセラーがついに上陸。
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