みをつくり料理帖 高田郁
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「みをつくし料理帖3 想い雲」(高田郁)、書評

 みをつくし料理帖 想い雲は、高田郁さんの小説。

 シリーズ3作目になった本作では、天満一兆庵の雇い人だった富三が現れ、行方入れずとなった佐兵衛の行方が少しずつ明らかになる。

 登場キャラクターにも慣れ、だいぶはまりつつある感じである。

  

みをつくし料理帖3 想い雲

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内容(「BOOK」データベースより)
土用の入りが近づき、澪は暑気払いに出す料理の献立に頭を悩ませていた。そんなある日、戯作者・清右衛門が版元の坂村堂を連れ立って「つる家」を訪れる。澪の料理に感心した食道楽の坂村堂は、自らが雇い入れている上方料理人に是非この味を覚えさせたいと請う。翌日、さっそく現れた坂村堂の料理人はなんと、行方知れずとなっている、天満一兆庵の若旦那・佐兵衛と共に働いていた富三だったのだ。澪と芳は佐兵衛の行方を富三に聞くが、彼の口から語られたのは耳を疑うような話だった―。書き下ろしで贈る、大好評「みをつくし料理帖」シリーズ、待望の第三弾。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
高田/郁
兵庫県宝塚市生まれ。中央大学法学部卒。1993年、集英社レディスコミック誌『YOU』にて漫画原作者(ペンネーム・川富士立夏)としてデビュー。2007年、「出世花」で第2回小説NON短編時代小説賞奨励賞を受賞し、作家デビューする(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

  
 
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