泣いた赤おに 浜田広介
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「泣いた赤おに」(浜田廣介)、書評

 「泣いた赤おに」は、子供の頃、国語か道徳の本でも読んだ物語。

 昔、教科書をもらったばっかりのときに、まずは、国語と道徳の本を読むのが好きだった。

 検定教科書はやっぱり伊達に検定されているわけではなく、いい作品が載っている。

 (授業を増やしてほしい。とはまったく思わなかったけれど、教科書に載せる内容は増やしてほしいと思っていた。)

 その中でも、印象に残っている物語のひとつ。

 また、灰谷健次郎の「天の瞳」でも取り上げられるなど、その後も、間接的に、度々出会う物語である。

 人間と友達になりたい。赤おには、しかし、その姿のためになかなか人間と仲良くなれない。

 そこで、青おにが悪い鬼を、赤おにがよい鬼を演ずることで、人間と仲良くなる、きっかけを得る。

 結果として、赤鬼は人間と仲良くなるが、青鬼はぱったりと赤鬼を訪れなくなる。

 気になった赤鬼が、青鬼を尋ねると、後には赤鬼に宛てられた一通の手紙が残されていた。

 友達って何だろう。ということを短い文章の中で鋭くえぐった物語。なかなか、深い話である

 読んだことがない人は、一度は読むと、なかなか考えさせられるはず。

 なお、浜田広介の童話は「ひろすけ童話」と呼ばれているらしい。

  

泣いた赤おに (文庫)

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内容(「BOOK」データベースより)
鬼には生まれてきたが、鬼どものためによいことばかりをしてみたい、できることなら人間たちのなかまになって、なかよくくらしていきたい、赤鬼が、そう思って村人に親しまれようと苦労をします。青鬼が、その赤鬼を信用させるために、犠牲になって助けます―。鬼同志のまごころがおりかさなってひびきあい、読者の胸深くにとどく「ひろすけ童話」の代表傑作です。

  
 
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