「なぜ選ぶたびに後悔するのか - 選択の自由の落とし穴」(バリーシュワルツ)、書評
選択を増やすことはユーザーの選択肢を増やし、よりユーザーを幸せにする。と思われている。
しかし、実際にはそうでもないんですよ。というのが本書の言いたいことの一つ。
そして、その膨大な選択肢のなかからベストなものを選ぼうとすることは結局のところ、商品の満足度を下げてしまう。
それが、本書の言いたいことのもうひとつである。
そこで、本書では選ぶときには、ベストを選ぼうとする”マキシマイザー”になるのではなく、ある程度のラインを超えることで満足する”サティスファイサー”になることを勧めている。
カーネマンの研究がわかりやすく取り入れられていて面白い。
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なぜ選ぶたびに後悔するのか
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出版社/著者からの内容紹介
毎日のお買い物にはじまり、仕事、結婚相手、病気の治療、宗教にいたるまで、現代人には山のようなオプションのなかから好きなものを選べるという「選択の自由」がある。 でも、その「自由」は本当に私たちの人生を豊かにしてくれているのだろうか? 「次の店ならもっと安いかも」、「もっと自分にふさわしい職場があるのでは」、「この人が本当に運命の人なの?」 迷いだしたらキリがない……。 かぎりない選択肢のなかから、「最高」のものを選ぼうとすればするほど、自分の手のなかにある現実に感じるのは、後悔と不満の連鎖ばかり-「あっちにしておけばよかった!」 選んでも選んでも、満たされないのはなぜ? それはあなたがつねに最高のものを求め、手にしたものに満足できない「マキシマイザー」だから。 現状に満足できる「サティスファイサー」になれば、いまの自分の生活がもっと楽しくなる!
オプションのあふれる現代社会のなかで、毎日を心おだやかに幸せに生きるための足るを知る「選択術」があなたの人生の価値観をガラッと変えてくれます。
内容(「BOOK」データベースより)
多すぎる選択肢におしつぶされることなく、じょうずに選べば満足して生きられる。“選択の自由”に疑問を投げかけ、日々の決断を見つめなおす、目からウロコの選択術。
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