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「なぜ、この人たちは金持ちになったのか」(トマス・J・スタンリー)、書評本書は、アメリカにおけるお金持ちについての調査、分析報告として非常に有名な「となりの億万長者」の続編である。 本書でも前書と同じようにアメリカにおけるミリオネアたちにアンケートを取り、そこに現れる結果を集計し、その報告をしている。 ミリオネアとしての成功に関する本書の本質は次の言葉に象徴されている。 いったん空中戦が始まったら、「どう戦うか」ではなく、「どこで戦うか」である。 ミリオネアはその多くが、学生時代、優れた成績を収めたわけではない。彼らはいわゆる学校の天才たちを競争相手として戦うのではなく、彼らがいない場所を見つけ、そこで一番になったのだ。 「自営でないほうが、むしろリスクが高い」 「真のリスクは他人に人生をコントロールされることである」などの言葉が、彼らの考え方を象徴している。 競争相手がいるところではなく、競争相手がいないところで戦うこと。この発想は、実際のところ、とても大切な考え方だと思う。 お金を稼ぐ/ネット収入とその報酬-サイドビジネスによる副収入 講座
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