「日本人の誇り」(藤原正彦)、書評
「日本人の誇り」は、元お茶の水女子大学教授で「若き数学者のアメリカ」等でも知られる藤原正彦さんの考える日本人論。
日本人が、その文化や祖先を敬い、日本人であることに誇りを持つべきだという主要な主張にはとても同感。おそらくそれはごく自然なことで、自由や平等などと並び立つか、時にはそれに優先される非常に重要な倫理観ではなかろうか。
途中多くの記述が幕末から世界大戦までの歴史観の修正に当てられている。
この部分、私たちにとっては伝聞になるため、真実についてもっと勉強する必要があると思われる。
これから正義の話をしようと連続して読んだため、コミュニタリアリズムとの関連を考えた一冊。
|
日本人の誇り
(文庫)
↑ご購入は、こちらからどうぞ。
内容紹介
危機に立たされた日本は、今こそ「自立」と「誇り」を回復するために何をすべきなのか? 『国家の品格』の著者による渾身の提言。
内容(「BOOK」データベースより)
「個より公、金より徳、競争より和」を重んじる日本国民の精神性は、文明史上、世界に冠たる尊きものだった。しかし戦後日本は、その自信をなぜ失ったのか?幕末の開国から昭和の敗戦に至る歴史を徹底検証し、国難の時代を生きる日本人に誇りと自信を与える、現代人必読の書。 |
|
Amazonは本のオンライン販売で世界的に有名なオンラインショップです。
現在では、書籍だけでなく、CD、DVD、ビデオ、ソフトウェア、TVゲームなども販売しています。
|
|
Boopleは、日販IPSが運営する本のオンラインショップです。
豊富な在庫量を売りにしており、書籍在庫45万点を誇っています。Boople = Book
+ Peopleという名前の通り、書籍に特化して販売を行なっているようです。
|
|
e-BookOffは、古本販売で有名なBookOffのオンラインショップです。
古本屋ですが新書も多く取り扱っており、Amazonで在庫のないものでも扱っていることがあります。より安く書籍を購入なさりたい方には、お役に立つかもしれません。
|