「のぼうの城」(和田竜)、書評
のぼうの城は和田竜さんの小説で同氏のデビュー作であるらしい。
2009年本屋大賞2位になったり、映画化もされているわりと話題の小説。
本作はもともと脚本であったらしいので、順序はむしろ逆なのかもしれない。
のぼうとはでくのぼうということで主人公である。
ぶきようでその愚鈍さからのぼう様と呼ばれている成田長親を盛り立てて、石田光成率いる大群に立ち向かう人々の姿を描く。
賢さや強さではなく、人徳のために人々が動く様子や愚鈍と思われたのぼう様の芯の強さなどが魅力。
割と面白い。
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のぼうの城
(単行本)
のぼうの城 (文庫)
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内容(「BOOK」データベースより)
時は乱世。天下統一を目指す秀吉の軍勢が唯一、落とせない城があった。武州・忍城。周囲を湖で囲まれ、「浮城」と呼ばれていた。城主・成田長親は、領民から「のぼう様」と呼ばれ、泰然としている男。智も仁も勇もないが、しかし、誰も及ばぬ「人気」があった―。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
和田/竜
69年12月、大阪府生まれ。早稲田大学政治経済学部卒。03年に、本作と同内容の「忍ぶの城」で、脚本界の大きな新人賞である「第29回城戸賞」を受賞。小説は、『のぼうの城』がデビュー作となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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