「ロスジェネの逆襲」(池井戸潤)、書評
ロスジェネの逆襲は池井戸潤さんの小説。
オレたちバブル入行組、オレたち花のバブル組に続く半沢直樹シリーズ第三弾である。
前回の決着によって子会社である証券会社に左遷された半沢による親会社との対決が見もの。
今回はきっちり倍返しして、しかも半沢は復活するので、すっきり感がだいぶある作品。
2度読みしてしまった一冊である。
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ロスジェネの逆襲
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内容紹介
ドラマで大人気の「半沢直樹」シリーズ第3弾! !
人事が怖くてサラリーマンが務まるか!
ドラマ化も果たした「半沢直樹」シリーズ第3弾となる『ロスジェネの逆襲』は、バブル世代の主人公が飛ばされた証券子会社が舞台。
親会社から受けた嫌がらせや人事での圧力は、知恵と勇気で倍返し。
ロスジェネ世代の部下とともに、周囲をあっと言わせる秘策に出る。
直木賞作家による、企業を舞台にしたエンタテインメント小説の傑作!
内容(「BOOK」データベースより)
ときは2004年。銀行の系列子会社東京セントラル証券の業績は鳴かず飛ばず。そこにIT企業の雄、電脳雑伎集団社長から、ライバルの東京スパイラルを買収したいと相談を受ける。アドバイザーの座に就けば、巨額の手数料が転がり込んでくるビッグチャンスだ。ところが、そこに親会社である東京中央銀行から理不尽な横槍が入る。責任を問われて窮地に陥った主人公の半沢直樹は、部下の森山雅弘とともに、周囲をアッといわせる秘策に出た―。直木賞作家による、企業を舞台にしたエンタテインメント小説の傑作!
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