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「ラッキーマン」(マイケル・J・フォックス)、書評マイケル・J・フォックスは、「バックトゥザフューチャー」「摩天楼はバラ色に」などで知られる人気俳優である。 そして、本書を読むまで詳しいことを知らなかったのだけれど、その人気絶頂期に若年パーキンソン病が発病し、その病魔と戦っていた。 本書は、マイケルJフォックスが自身の身に起こったパーキンソン病という病魔と、自身の半生について綴った自叙伝である。 通常、マイケルJフォックスのようなスターの場合、本書のような本はゴーストライターが書くことが多いのだが、本書については2年以上の時をかけ、マイケルJフォックス本人が書いたそうだ。 そして、そのことが本書のことばの一つ一つを、生きた魅力のある文章にしている。 僕自身が、期待していた以上に非常に面白い本である。 久しぶりに、力のこもったノンフィクションを読んだ。 なお、本書には、いくつかの偉人の名言が、引用されており、それについては本サイトの別カテゴリである「心に残る人生の名言 - 偉人の名言とその出典 -」の方に記述してあります。
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