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「六星占術による土星人の運命」(細木数子)、書評細木数子さんはここのところ、テレビ番組などによく出ていらっしゃる人気の占い師(なのだろう)。 僕は、いまいち肌にあわないので、ぜんぜん見たことがないのだけれど。 で、六星占術というのは、その細木数子さんが商標として登録されている言葉である。 本書を読む限り、誕生日(年月含む)で運勢が決まるようで、六星というだけあって、 水星人 天王星人 土星人 金星人 火星人 木星人 の六種類に分かれる。(これに+/−が加わるので厳密には12個に分かれる。) で、だいたい、12年で運勢が一周する仕組みらしい。 僕は土星人のようなので、土星人の運命を読んでみた。 結果は・・・、 ・・・ ・・・ 2006年は、ものの見事に大殺界である。らしい。 正月から不吉なことである。 土星人の方は気をつけましょう。 なお、土星人が向いているのは一匹狼的で精神活動的な仕事だそうな。 電子工学系のエンジニア、プログラマー、陶芸家、翻訳家、童話作家とか。 しかし、ほかの星を見てみても、芸術家、小説家、デザイナー、コピーライターなんかが向いていたりするので、読み取り方しだいで、結局、なりたいと思うものに、どの星の人もなれるようになっている気もする。 個人的に、占いはそうあるべきだと思うので、よいのだけれど。 本は基本的に丁寧な口調である。
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