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「ローマ人の物語 - すべての道はローマに通ず」(塩野七生)、書評すべての道はローマに通ず。はこれまでのローマ人の物語とは一線を画す巻。 ローマ時代を通したハード、ソフトそれぞれのインフラについて取り上げた一冊。 ハードなインフラとしては現在でも多くの遺跡の残る道と水道。 ソフトなインフラとしては医療や教育。 優れたインフラは作るだけでなく、メンテナンスをし続けることが非常に重要。 2000年前に成し遂げられたこれらインフラは現在のものと比べてもそん色ないか、場合によっては今よりも優れているくらいのインフラであり、1000年続くインフラの凄みを知る一冊。
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