ローマ人の物語 - キリスト教の勝利 塩野七生
■僕はこんな本を読んできた - 書評と引用 - ■
Welcome to MM-Labo.com / Mitsuharu Matsumoto Laboratory
 
 
●トップページ
 
●研究員紹介
●研究所規則
●著作権・免責・リンク
●掲示板
●アクセス解析
●お問い合わせ
●更新情報
 
仕事関連

▼お仕事のご依頼

執筆、取材、講演のお問い合わせはこちらからお願いします。

▼広告のご依頼

MM-Labo.com内への広告のご希望はこちらからお願いします。

サーチ


サイト内を検索
WWW全体を検索

Powered By Google

 

「ローマ人の物語 - キリスト教の勝利」(塩野七生)、書評

 本書、キリスト教の勝利では、多神教の国ローマ帝国が一神教であるキリスト教に侵食され、国教にまでしていくまでの過程を描く。

 ローマ帝国が衰退するにつれて、自らに誇りを持つのではなく、より絶対的なものにすがろうとするようになった民衆の心理と

 キリスト教の振興策は統治するものにとって有利な枠組みであると見抜いた何人かの皇帝や司祭と

 それを排除しようとした数少ない皇帝ユリアヌスの早すぎる死

 キリスト教三位一体論者による異教・異端の強烈な排除活動

 などのために、ローマ帝国がみるみるキリスト教に染まっていくことが分かる。

 自ら以外のものを異教、異端として排除する一神教の考え方はローマから寛容の精神も奪っていく。

  

ローマ人の物語 - キリスト教の勝利 (単行本)

ローマ人の物語 - キリスト教の勝利 (上)

ローマ人の物語 - キリスト教の勝利(中)

ローマ人の物語 - キリスト教の勝利 (下)

↑ご購入は、こちらからどうぞ。

出版社 / 著者からの内容紹介ローマ帝国はついにキリスト教に乗っ取られた――帝国繁栄の基礎だった「寛容の精神」は消え、キリスト教が国教化する。それはいかにして実現したのか。

内容(「BOOK」データベースより)ついにローマ帝国はキリスト教に呑み込まれる。四世紀末、ローマの針路を大きく変えたのは皇帝ではなく一人の司教であった。帝国衰亡を決定的にしたキリスト教の国教化、その真相に迫る。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
塩野/七生
1937年7月7日、東京生まれ。学習院大学文学部哲学科卒業後、イタリアに遊学。68年に執筆活動を開始し、「ルネサンスの女たち」を「中央公論」誌に発表。初めての書下ろし長編『チェーザレ・ボルジアあるいは優雅なる冷酷』により1970年度毎日出版文化賞を受賞。82年、『海の都の物語』によりサントリー学芸賞。83年、菊池寛賞。92年より、ローマ帝国興亡の歴史を描く「ローマ人の物語」にとりくみ、2006年完結。1993年、『ローマ人の物語1』により新潮学芸賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

  
 
サーチ:
Amazon.co.jpアソシエイト

 

Amazonは本のオンライン販売で世界的に有名なオンラインショップです。

現在では、書籍だけでなく、CD、DVD、ビデオ、ソフトウェア、TVゲームなども販売しています。

boopleSearch

Boopleは、日販IPSが運営する本のオンラインショップです。

豊富な在庫量を売りにしており、書籍在庫45万点を誇っています。Boople = Book + Peopleという名前の通り、書籍に特化して販売を行なっているようです。

e-BookOffは、古本販売で有名なBookOffのオンラインショップです。

古本屋ですが新書も多く取り扱っており、Amazonで在庫のないものでも扱っていることがあります。より安く書籍を購入なさりたい方には、お役に立つかもしれません。

 

■トップページ ■研究員紹介 ■MM総合研究所規則 ■ 著作権・免責・リンクについて ■アクセス解析 ■お問い合わせ


Valid HTML 4.01!  Valid CSS! MM-labo

Copyright(C) 2002 - Mitsuharu Matsumoto All rights reserved.