「13歳のハローワーク」(村上龍)、書評
13歳のハローワークは、今、多分、もっとも売れている本なのではないだろうか。
ある職業が、どんなもので、そのためにはどんな資格が必要か、作家村上龍氏がていねいな語り口でそれぞれの職業にコメントを加えていく。
「トパーズ」や「限りなく透明に近いブルー」などを読んで持っていた今までの村上龍氏に対するイメージは、かなり変わった本だと思う。
まさに本書は十三歳のためのハローワークそのものなのだ。
自身にふさわしい職業を探すための一助になればという想いで書かれた本だといえるだろう。
本書に載っている職業は、例えば、花や植物が好き。音楽が好き。ダンスが好き。など各人の好みにあわせて記述されている。
しかし、そこに取り上げられている暗号作成者、マタギ、武器兵器評論家などマニアックなものも多く、基本的に、やや変わった職業についてのハローワークだと思った方がよいであろう。
購入の際には、そのあたりも考慮のうえで購入されることをお勧めする。
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13歳のハローワーク
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出版社/著者からの内容紹介
[推薦の言葉]
この困難な時に、この本に出会えるかどうかは、
その子の一生を決定するだろう。この本に出会えた子は幸運だ。
坂本龍一
子供から大人まで、この本をあいだに「心のエネルギー」を使って
対話してみてはいかがでしょうか。生きることの選択肢が広がって
いきます。
河合隼雄(文化庁長官)
全く新しいアプローチで、働くことをとらえている。
人生にとっての仕事の意味が変わる革命的な一冊だ。
石原慎太郎
内容紹介
人生は一度しかない。好きで好きでしょうがないことを仕事にしたほうがいいと思いませんか?
「いい学校を出ていい会社に入れば安心」という時代は終わりました。13歳から大人まで、自分の本当に好きなことをもう一度よく考えて仕事を選ぼう!
内容(「MARC」データベースより)
これからの時代、大好きなことを職業として考えてみませんか? 動物、スポーツ、映画、音楽、料理など、いろいろな「好き」を入口に514種の職業を紹介。派遣、起業、資格など、雇用の現状をすべて網羅した仕事の百科全書。
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