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「3月30日」(千原ジュニア)、書評お笑い芸人千原ジュニアさんの15歳から26歳までをつづった自叙伝。 千原ジュニアさんは引きこもりだった時代からお笑い芸人を目指すまでの生活を描いた14歳という小説を書いているけれど、その後の生活を書いたものだと考えればよいかと思う。 専業作家さんではないので、文章がすごくうまい。ということはないのだけれど、自分自身の経験を踏まえながら、体験ベースで語られる物語はなかなか面白い。 お笑いを目指してからなかなか笑いを取れず、笑いを取れるようになってからもとがっていた自分。 その後、バイクで事故を起こし、自分にとってのお笑いを見つめなおすまで。が、含まれた作品になるだろうか。
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