「最高学府はバカだらけ―全入時代の大学「崖っぷち」事情」(石渡嶺司)、書評
大学の生き残り競争は、少子化にともないかなり厳しさを増しており、進学先を選ばなければ、希望するすべての人が大学に入れる時代になっている。
大学は学生を集めるため、さまざまな施策を取っていて、本書はその辺の戦略に対する社会的な感覚とのずれを取り上げた本。
特にやりだまにあげられているのは、AO入試、学部名の改名、就職情報の誇張などになるだろうか。
大学の仕組みやら内情などは内部にいてもなかなかよくわからないので、外部から見たらさぞや謎の多い組織であることだろう。
その辺、いくらかでも透明化できるように何かできればよいのですが・・・。
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最高学府はバカだらけ―全入時代の大学「崖っぷち」事情
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出版社/著者からの内容紹介
大学全入時代をほぼ迎えたいま、私大では定員割れが続出し、潰れる大学も出てきている。こうした、世間からそっぽを向かれた「崖っぷち大学」は生き残りに必至だが、それは、東大や早慶上智、関関同立といった難関大といえども他人事ではない。どの大学も受験生集めのためにあらゆる手を尽くしている。ところが、その内容は----AO入試で辞退さえしなければ誰でも合格、就職率や大学基本情報の非公表・偽装、イメージをよくするために大学名を改名(秋田経済法科大からノースアジア大へ)、新しいことを学べる新学部を設立(シティライフ学部や21世紀アジア学部を新設)などなど、世間の常識と大いにズレていて、どこかアホっぽいのだ。本書では、こうした大学業界の最新「裏」事情と各大学の生き残り戦略を、具体例をふんだんに交えながら紹介していく。
内容(「BOOK」データベースより)
大学全入時代をほぼ迎えたいま、私大では定員割れが続出し、潰れる大学も出てきている。こうした、世間からそっぽを向かれた「崖っぷち大学」は生き残りに必死だが、それは、東大や早慶上智、関関同立といった難関大といえども他人事ではない。どの大学も受験生集めのために手を尽くしている。ところが、その内容は―AO入試で辞退さえしなければ誰でも合格、就職率や大学基本情報の非公表・偽装、イメージをよくするために大学名を改名(秋田経済法科大からノースアジア大へ)、新しいことを学べる新学部を新設(シティライフ学部や21世紀アジア学部)など、世間の常識と大いにズレていて、どこかアホっぽいのだ。本書では、こうした大学業界の最新「裏」事情と各大学の生き残り戦略を、具体例を交えながら紹介していく。
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