「サラリーマンでもできるアパート マンション投資」(長嶋修)、書評
不動産投資には前から結構興味がある。
将来的にいえば、いずれやらねばならないと思っている作業の一つである。
いずれ来るであろうその機会のために「金持ち兄さんの王道」など、ちょこちょこ不動産関係の本を読んでいる。
やるためのリスクが大きい不動産投資のリスクをどうすれば低く抑えられるのか。
一度やってしまえばわかるのかもしれないが、最初の一歩で躓かないために私たちはどれだけの作業をすればよいのだろうか。
とりあえず、不動産投資の成功例と失敗例を学ぶことで少しでもそれを知ることができるのではないかと淡い期待を抱きながら読んでいる。
本書は、基本的な考え方といくつかの成功例、失敗例をアパート、マンション投資に限定して取り上げた一冊。
不動産投資に関する基本的な考え方は理解することができるだろう。
また、成功例や失敗例は実際に何が問題なのかを知るのに、役に立つかもしれない。
とはいえ、なんでもそうだが、実際のところ、不動産投資には、やってみなければわからない。部分が大きいように思う。
最悪、失敗しても再挑戦できるレベルのものを見つけ、少しずつチャレンジしていくしかないのであろう。
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サラリーマンでもできるアパート・マンション投資
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不動産技能登録および宅建主任者で、個人向け不動産コンサルティング会社を経営する著者が個人の不動産投資について初心者にもわかりやすく解説した投資入門書である。
著者によると、株や債券などの「紙の時代」から不動産や石油などの「実物の時代」に世界の流れが変化している中で、これから不動産投資は、あらゆる金融投資の中での選択肢の1つとして定着するという。そして、日本の国を当てにできない状況で、適度に働いて自由な時間を持ちながらにして家族が生活できるような「地に足の着いたお金持ち」になる方法の1つとしても考えられるという。
本書では、不動産投資の7つのメリットと7つのリスクを挙げ、さらにリスク回避のための6つのポイントを説明している。その中で著者は、日本全体としての地価下落はこの先20年ほど続くが、地方都市の新築アパートには投資としての将来性があると述べている。それ以外にも本書では情報や統計の集め方や、税金やローンについても簡単に触れられている。
不動産投資の入門書として、本書は非常に理解しやすい1冊だと言える。ただ、最終目的に不動産投資が良いという前提で議論が進んでいるために、金融商品や不動産に対する考え方に著者の考えが色濃く出ている書ではある。(木村昭二)
出版社/著者からの内容紹介
今の日本で生活していて、将来の不安を持たない人はいないだろう。
「一生遊んで暮らせる金持ち父さん」にはなれないかもしれない。しかし、誰も教えてくれないが、適度に働いて自由な時間を持ち、家族が余裕のある生活できるような、「地に足の着いた金持ち」になる方法ならある。それが、不動産投資だ。
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