「セールスドッグ 金持ち父さんのアドバイザーシリーズ」(ブレアジンガー)、書評
セールスドッグは、金持ち父さんのアドバイザーシリーズというシリーズの第一弾であるようだ。
本作は、これまでの「金持ち父さん」シリーズと違ってブレアジンガーさんという営業マンが書いている。
作者からも想像がつくと思うけれど、本書は投資ではなく営業に関する本である。
営業マンというと、興味のないお客に対し、ガンガンに営業活動をして、顧客をとっていくというあまり良くないイメージが付きまとう。
しかし、営業はそれだけではない。というのが本書の主張である。
上記のようないわゆる営業的営業は本書では、ピットブルとして分類されている。
セールスドッグという名前が象徴するように本書は、その営業マンの種類を5種類の犬になぞらえて、純血種ではなく、それらのよさをバランスよく取り入れたスーパー雑種になることを勧めている。
営業を犬にたとえるという発想と、ガンガン売りこむだけが営業ではないという姿勢はおそらく正しいだろう。
眠い中で読んだせいなのか、あまり、細かいところまで覚えていないのだけれど、その本質とするところはおもしろいと思う。
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セールスドッグ
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出版社/著者からの内容紹介
金持ち父さんはこう言った。「ほんとうの営業活動とは、コミュニケーションだ。何かを売り込むことは、相手のことを考え、話に耳を傾け、問題を解決して、相手に奉仕することなんだよ。……富と力、そして幸せは、コミュニケーション能力とともに向上していく」――ロバート・キヨサキ
この本では、営業マンを5種類の犬にたとえている。
・ピットブル……積極的なアプローチや飛び込み営業を得意とする攻撃犬。
・ゴールデンレトリバー……高品質のサービスを提供することを生きがいとする。顧客にはリピーターが多い。
・プードル……イメージと外見で特定の顧客を狙い撃ちにする、究極のマーケティング・セールスドッグ。
・チワワ……調査力と専門知識を武器として、顧客を説得し売上を伸ばしていくタイプ。
・バセットハウンド……誠実さと粘り強さで相手の信頼を勝ち取る、「刑事コロンボ」のようなタイプ。
むりやり「最強タイプ」の営業マンになろうとしても、実は意味がない。結局、人は自分以外になれないのだから。それよりも、自分自身がどのタイプか、また顧客や上司、同僚がどのタイプかをよく見きわめよう。(もちろん、2,3種類の特徴を兼ね備えたスーパー雑種犬であればさらに望ましい。)それぞれの個性と強みを分析し、その長所を最大限に伸ばすことが、成功への近道となる。これが著者の生み出した「セールスドッグ」メソッドだ。
さらに、苦情処理や売り込みの秘訣、目標の設定と実現、チームリーダーがメンバー各人を育てていくための心理マネジメントのこつなど、具体的なアドバイスも充実している。営業マンのタイプ論としても、コミュニケーション論としても楽しく読める。
内容(「MARC」データベースより)
セールスマンのタイプを5種類の犬にたとえながら、各タイプの持つ個性と強みを分析。長所を伸ばすためのアドバイスをしていく。コミュニケーション論としても面白いビジネス書。
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