「砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない」(桜庭一樹)、書評
砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけないは、『私の男』で第138回直木三十五賞を受賞した桜庭一樹さんの作品。
主人公山田なぎさの死体の発見記事から始まるミステリー。
ミステリーといっても、謎解きは全然なくてむしろその殺人が起きるまでの殺された少女との交流と殺人がおきるまでの過程の描写に費やされている。
たとえば、虐待とか、暴力とか、そういうことを扱った小説。なのだけれど、何か不思議な印象のある小説である。
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砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない
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出版社 / 著者からの内容紹介
GOSICKの桜庭一樹、新境地青春暗黒ミステリー
鳥取の片田舎に生きる女子中学生・山田なぎさ。父は他界し、母のパート代でなんとか暮らしている。どこにでもいる少し不幸な少女と、自分を「人魚」だと語る、謎多き転校生との奇妙な友情を描く青春暗黒ミステリー。
内容(「BOOK」データベースより)
大人になんてなりたくなかった。傲慢で、自分勝手な理屈を振りかざして、くだらない言い訳を繰り返す。そして、見え透いた安い論理で子供を丸め込もうとする。でも、早く大人になりたかった。自分はあまりにも弱く、みじめで戦う手段を持たなかった。このままでは、この小さな町で息が詰まって死んでしまうと分かっていた。実弾が、欲しかった。どこにも、行く場所がなく、そしてどこかへ逃げたいと思っていた。そんな13歳の二人の少女が出会った。山田なぎさ―片田舎に暮らし、早く卒業し、社会に出たいと思っているリアリスト。海野藻屑―自分のことを人魚だと言い張る少し不思議な転校生の女の子。二人は言葉を交わして、ともに同じ空気を吸い、思いをはせる。全ては生きるために、生き残っていくために―。これは、そんな二人の小さな小さな物語。渾身の青春暗黒ミステリー。
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