|
|
「沙中の回廊」(宮城谷昌光)、書評宮城谷昌光氏は、中国古代史に関してたくさんの著書をお書きになっている小説家だ。 僕自身、宮城谷昌光氏を最近知ったので、これが初めて読んだ作品。 ちょっと、むずかしめの言葉も多いけれど、独特の世界観のある作品。 時代は、春秋戦国時代。子会という斉の武将が主人公。 作品を通じて、人の生き方に対する美意識を感じた。 春秋戦国時代の話は、ほとんど読んだことがないので名前を覚えるのにやや苦労。 覚えればもっとおもしろく読めるようになるのだろう。今度は太公望を読んでみるつもりである。 (既に図書館からは借りさせていただいた)
|
Copyright(C) 2002 - Mitsuharu Matsumoto All rights reserved.