|
|
「新物理入門」(山本義隆)、書評物理を理解するためには、微分積分は不可欠である。 だから、駿台での物理の授業は、思い切り、微分積分を使って教えられる。(少なくとも僕が受験したときはそうだった) 僕は、その美しさに感動して応用物理学科に入ったのだ。(少なくとも表向きの理由はそうだった) 本書は、その駿台の授業をそのままに高校物理を微分積分を用いて解説した解説書である。(少なくとも僕が読んだ頃はそうだった) ということで、物理が好きで、微分積分が苦手でなければ、本書を読むことは非常に有益だと思う。 物理を本格的に学ぼうと思う学生には、高校生のみならず、大学生にもお勧めする一冊である。
|
Copyright(C) 2002 - Mitsuharu Matsumoto All rights reserved.