「新ゴーマニズム宣言スペシャル個と公論」(小林よしのり)、書評
ゴーマニズム宣言は、基本的に漫画で展開されるのだが、本書は漫画はゼロ。
小林よしのり氏の考える「個と公」についてインタビュー形式で答えていく一冊。
小林よしのり氏は、基本的に非常に勉強していると思う。
なかなかもっともだと思う部分は多く、出されている書籍は読む価値が非常にある。と思う。
が、本書では、答え方として、個人的にはいただけないと思う部分も多く出ている。と感じた。
そして、それが、ほかの非常にもっともな意見の価値を下げてしまっているように見える。
抱腹絶倒、爆笑必至では決してない。本だと思う。
そういう部分を抜いて、もっともだと思う部分を抜き出し、それについて真剣に考える。
その方がいい本だと思う。
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新ゴーマニズム宣言スペシャル個と公論
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内容(「BOOK」データベースより)
小林よしのり『戦争論』が提起した、いわゆる"個と公"論争に終止符を打つ!「国民である」とは、どういうことか。抱腹絶倒・爆笑必至・一瀉千里の面白さ。
内容(「MARC」データベースより)
小林よしのり「戦争論」をめぐる「個と公」に関する論争で浮彫りになったのは、日本を代表する知識人が誰も「公」をわかっていないという事実だった。デタラメな知識人の「痴」に爆笑しつつ、「公」の本質を探りあてた問題作。
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