「死ぬことと見つけたり」(隆慶一郎)、書評
死ぬことと見つけたりは、鍋島藩浪人斉藤杢之助を主人公とする時代小説。
タイトルである死ぬことと見つけたりは葉隠にある有名な一説であり、物語を通してその哲学が強く流れている作品である。
潔く美しい武士道を貫く登場人物たちが引き起こす物語は痛快でとてもすがすがしいが、作者急逝のため未完の作品となってしまった作品の一つである。
非常に残念である。
|
死ぬことと見つけたり(上)
死ぬことと見つけたり(下)
↑ご購入は、こちらからどうぞ。
内容(「BOOK」データベースより)
常住坐臥、死と隣合せに生きる葉隠武士たち。佐賀鍋島藩の斎藤杢之助は、「死人」として生きる典型的な「葉隠」武士である。「死人」ゆえに奔放苛烈な「いくさ人」であり、島原の乱では、莫逆の友、中野求波と敵陣一番乗りを果たす。だが、鍋島藩を天領としたい老中松平信綱は、彼らの武功を抜駆けとみなし、鍋島藩弾圧を策す。杢之助ら葉隠武士三人衆の己の威信を賭けた闘いが始まった。
|
|
Amazonは本のオンライン販売で世界的に有名なオンラインショップです。
現在では、書籍だけでなく、CD、DVD、ビデオ、ソフトウェア、TVゲームなども販売しています。
|
|
Boopleは、日販IPSが運営する本のオンラインショップです。
豊富な在庫量を売りにしており、書籍在庫45万点を誇っています。Boople = Book
+ Peopleという名前の通り、書籍に特化して販売を行なっているようです。
|
|
e-BookOffは、古本販売で有名なBookOffのオンラインショップです。
古本屋ですが新書も多く取り扱っており、Amazonで在庫のないものでも扱っていることがあります。より安く書籍を購入なさりたい方には、お役に立つかもしれません。
|