「塩狩峠」(三浦綾子)
塩狩峠は、氷点などと並ぶ三浦綾子の代表作。
この小説は、過去にいたある一人のクリスチャンが行ったある事件をベースにして書かれた小説である。
それは、彼が乗っていた電車が暴走したときに、自ら線路に飛び込むことで、暴走を止めたという事件。
キリスト教がまだまだ世間に受け入れられなかった時代に、最初はキリスト教に反発していた主人公が、いかにして、キリスト教を受け入れ、最終的に自己を犠牲にして、暴走を止めるにいたるのか。
その課程を描いた小説である。
あとがきによると、実際には、この事件に対する記録はほとんど残っていないらしく、最終的な事件以外は、三浦綾子さんの想像の下で描かれているようだ。
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塩狩峠
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内容(「BOOK」データベースより)
結納のため札幌に向った鉄道職員永野信夫の乗った列車が、塩狩峠の頂上にさしかかった時、突然客車が離れ、暴走し始めた。声もなく恐怖に怯える乗客。信夫は飛びつくようにハンドブレーキに手をかけた…。明治末年、北海道旭川の塩狩峠で、自らの命を犠牲にして大勢の乗客の命を救った一青年の、愛と信仰に貫かれた生涯を描き、人間存在の意味を問う長編小説。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
三浦 綾子
1922‐1999。旭川生れ。17歳で小学校教員となったが、敗戦後に退職。間もなく肺結核と脊椎カリエスを併発して13年間の闘病生活。病床でキリスト教に目覚め、1952(昭和27)年受洗。’64年、朝日新聞の一千万円懸賞小説に『氷点』が入選、以後、旭川を拠点に作家活動。’98(平成10)年、旭川に三浦綾子記念文学館が開館(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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