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「祖国とは国語」(藤原正彦)、書評藤原正彦さんは、国語の重要性を以前から非常に強調している。 特に小学校期の国語教育や暗記教育の重要性を強調していて、ことあるごとにそれを取り上げている。 僕もほとんど同意見で、実際のところ、小学校の教育は国語と算数(いわゆる読み書きそろばん)だけでも十分だと思う。 理科とか、社会とかは、それに関連する本を読ませることでも十分学ばせられると思うのだ。 以前から、人間が何かを理解するということは、ある言葉とある言葉を結びつけるということとほとんど同じ意味だと思っていて、だから、どれだけ語彙を増やせるかが、思考の広がりと直接連動している気がするのだ。 語彙を増やすことの重要性は、例えば、ベストセラーになった「金持ち父さん貧乏父さん」などにも取り上げられている。
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