「空の中」(有川浩)、書評
塩の街でデビューした有川浩の第2作。
今回は、雲の中に存在する白鯨と人間が出会い、種族同士の落としどころを探っていくお話し。
白鯨は例えばプラナリアのように分解してもそれぞれが意思を持つ。
日常の中の非日常とそれに対する主人公を含めた各人の対応という構図は、塩の街、海の底などと共通。
場面の切り取り方が、映画っぽい感じである。
クジラの彼で謎だった高巳と光稀の関係が本書を読んで解けたのもよかった。
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空の中
(単行本)
空の中
(文庫)
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内容(「BOOK」データベースより)
200X年、二度の航空機事故が人類を眠れる秘密と接触させた。「変な生き物ゆうたわね?そやね?」―秘密を拾った子供たち。「お前を事故空域に連れて行く。話は現場を見てからだ」―秘密を探す大人たち。秘密に関わるすべての人が集ったその場所で、最後に救われるのは誰か。“電撃”が切り開く新境地。第10回電撃小説大賞大賞受賞作家・有川浩待望の第2作。
内容(「MARC」データベースより)
200X年、二度の航空機事故が人類を眠れる秘密と接触させた。秘密に関わるすべての人が集ったその場所で、最後に救われるのは誰か-。第10回電撃小説大賞大賞受賞作家の第2作。
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