そして二人だけになった 森博嗣
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「そして二人だけになった」(森博嗣)、書評

 「そして二人だけだった」というタイトルから予想される通り、本書で起こる殺人は連続殺人だ。

 天才科学者と助手の他、全部で6人が密室に閉じこめられ、そこで次々に人が殺されていく。

 タイトルは、アガサクリスティの「そして誰もいなくなった」を明らかに意識しているのだろう。

 (ただし、森さんは英語のタイトルから考えるそうなので、このタイトルは最初は意識していなかったのかもしれない。)

 昔、「そして誰もいなくなった」も読んだはずなのだが内容を忘れてしまったので、内容がどの程度、それを意識しているのかは分からない。

 (きっと、僕よりずっと詳しい人がたくさんいることだろう。)

 人工的な密室を作って、そこで殺人が起こる。

 科学者と助手が主人公で、その二人の一人称の繰り返しで進んでいく。

 これは、デビュー作である「すべてがFである」などにも共通する部分がある設定である。

 連続殺人は、犯人の可能性がどんどん狭くなっていくので、普通のミステリに比べると、多少は先を読むことができる。

 一応、最終的な結末の可能性は考えていたのだけれど、結末が、そこまで極端だとは思わなかった。

 一般的にいうミステリとはちょっと違って、厳密な意味で事件は解決していない気もする。

 (トリックに触れられない分、ミステリの書評には普通の書評にはない難しさがある・・・。)

そして二人だけになった 森博嗣

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内容(「BOOK」データベースより)
全長4000メートルの海峡大橋を支えるコンクリートの巨大な塊"アンカレイジ"。内部に造られた窓ひとつない空間に集まった科学者・建築家・医師の六名。プログラムの異常により海水に囲まれ完全な密室となったこの建物の中で、次々と起こる殺人…。最後に残ったのは、盲目の若き天才科学者とアシスタントの二人だった。犯人は、私?僕?それとも―。

内容(「MARC」データベースより)
巨大な海峡大橋を支える「アンカレイジ」内部に造られた建物に男女6名が集まった。海水に囲まれ完全な密室となったこの部屋の中で次々と殺人が-。最後に残されたのはたった二人。この密室で一体何が起きたのか?

  
 
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